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最寄り駅は西武狭山線西武球場前。西武池袋駅から急行で西所沢駅乗換えか、西武新宿駅から西武新宿線で所沢駅、西所沢駅の2回乗換えで行くことができる。所要時間は約40分。遠方からお越しの方は西武新宿線よりも、西武池袋線を利用することをオススメする。 西武新宿線は、阪急宝塚線や京阪本線と同じようにカーブや制限箇所が多くスピードが出せないのに対し、池袋線は複々線などスピードアップ整備が施されている(それでも関西の私鉄と比べると相当遅い)。お急ぎの際は池袋線を利用されることを強くオススメしておく。 

その際に気をつけて欲しいのが、西口には東武池袋駅があり、東京の珍名所となっていること。更に06(平成18)年に東武のスペーシアがJR新宿・池袋に乗り入れたため、時間帯によっては何処もかしこも東武電車、西武電車・・・これで更に池袋は不思議な町になってしまった。間違わないためにも西が東武で東が西武。これは必ず覚えておこう。

嘗ては、渡辺美里のコンサートの時にしか運転されていなかった臨時特急だが、06(平成18)年から土日祝日、交流戦の試合前、終了後に1本運転される直通特急がある。愛称はスタジアムエクスプレスなのだが、業務上はドーム80号…そりゃ、西武の特急はちちぶ、むさし、小江戸とか行き先の名称をつけているけど…
幾らなんでもドームはねえだろ!ドームは!!ヾ(`д´)/それならレオとか、ライナとかの名前を付けてくれた方がよっぽどマシだが、せっかくの花形列車が『ドーム』では…非常に泣けてくる。orz 早急に変更をお願いしたい。
だが、鉄道系の球団ということもあり、試合終了後には西武球場前発の増発便が新木場、池袋、新宿、本川越方面に出ているので、時間を気にしなければ、座って帰ることができる。


西武ドーム発の臨時特急スタジアムエクスプレス。業務上はドーム●号(涙)

こちらは999バージョン。それにしても、西武鉄道の「萌え」属性ぶりには恐れ入るばかりだ。それだけ手塚治虫師匠が偉大ということだろうか?
しかしメーテル柄の車両って、南海高野線と北九州モノレールでも見かけたんだが…やはりメーテルは「鉄」にとって永遠の憧れなのかもしれない。
西武池袋線
■最寄駅
西武球場前駅

■主な経路
西武池袋駅=(西武池袋線)=>西武西所沢駅=(西武池袋線・狭山線)=>西武球場前駅
「東は西武で西、東武」というヨドバシカメラ池袋店のテーマソングを覚えてる人も多いと思うが、池袋に着いたらまずは東口へ向かおう。西口に出てしまうと川越へ行ってしまいます。しかし本当にややこしい…

■最寄駅からの時間
徒歩30秒〜3分

試合開催時は池袋から西武球場前まで直通列車も増発されるので、乗り換えなしで球場まで行ける。西武球場前前はターミナル駅なので、駅の正面が球場入り口。さすが西武王国と呼ばれるだけのことはあるようだ。
なお、試合開催時には臨時特急「ドーム」も運行される。

ライオンズ球場に行く際には、池袋からだと絶対に急行列車の2両目、3両目に乗ることをおすすめする。何故なら急行停車駅で緩急接続を殆ど行っておらず、途中の駅で普通列車を追い抜く形を取っているので、先行の普通列車に乗っても後から出る急行に追い抜かれるため、西所沢乗換えを想定しておいた方がよいため。狭山線と下り池袋線は西所沢駅で平面接続を行っている。

西武新宿線
■最寄駅
西武球場前駅

■主な経路
西武新宿駅=(西武新宿線)=>西武高田馬場駅=(西武新宿線)=>西武西所沢駅=(西武池袋線・狭山線)=>西武球場前駅
西武本川越駅=(西武新宿線)=>西武西所沢駅=(西武池袋線・狭山線)=>西武球場前駅

■最寄駅からの時間
徒歩30秒〜3分


西武新宿駅は新宿の中でも外れにある。JR新宿駅東口を出て旧映画看板前とアルタ前を通り過ぎ、右手に歌舞伎町を見ながら新宿PePeへ…というわけで、都内の交通に詳しい人はまず使わない。山手線高田馬場駅で乗り換えると便利なので、新宿で降りずに山手線ホームへ向かおう。


なお、川越方面からお越しの方はJR川越から西武本川越まで歩くことになるが、15分は掛かる。新幹線でお越しの方は大宮で降りずにとりあえず上野まで出てから山手線で高田馬場か池袋に向かったほうが良さそうだ。
西武山口線(レオライナー)
■最寄駅
西武球場前駅

■主な経路
西武遊園地駅
=(西武山口線)=>西武球場前駅

■最寄駅からの時間
徒歩30秒〜3分

ライオンズが来る前は「おとぎ線」という園内アトラクションの一部で、764ミリのナローゲージでSLを使って走っていたこともあり、関東の鉄道ファンには有名な鉄道路線だった。ライオンズ球場の裏側を走り、ユネスコ村に至るルートだったが、84(昭和59)年に新交通システムに変更。そのままでよかったのに…

なお、「レオとライナ」というマスコットの名前はこの路線から採られているという俗説があるが、完全な誤りである。
市内案内
ライオンズ球場へ出かける大半の人は、池袋また新宿を通ることになる。新宿については神宮球場のページで触れているので、ここでは池袋について見てみよう。

上にも書いたように、池袋は「東が西武で西、東武」である。まずは西口、すなわち東武方面。浅草と並ぶ東武のターミナルである。東武池袋店は全国百貨店の中でも述べ床面積全国一を誇っていただけあって、西口は「東武王国」といった感がある。
池袋東口の様子。この道をまっすぐ行けば立教大学である。なお6大学野球終了後は早稲田、明治の学生が周りの迷惑も考えずバカ騒ぎするらしいが、何も立教のお膝元でやらんでも…( ̄〜 ̄)ξ
なお、「きぬ」「けごん」ご利用の方は東武ではなくJR乗り場へ。ここから東武線に乗っても川越に連れて行かれるだけです。

一方、東口が西武。西武グループのまさにお膝元で、旧西武セゾングループの中枢機能も池袋にある。
かつては手芸洋品店・キンカ堂本社も東口正面にあったが、10(平成22)年2月に破産、週刊文春連載の『人生モグラたたき!』でも破産後の様子がレポートされていた。現在跡地にはジーユーが建ち、隣接するユニクロと激しく争っている。
池袋東口はこんな感じ。旧セゾングループの主力だったパルコも見える。サンシャイン通り入り口には宮城ふるさとプラザも。球場に出かける前に立ち寄ってみよう。

東口を抜けて正面のとおりをやや左に逸れるとサンシャイン通り。かつては東条英機首相、重光葵外相らが収監されていた巣鴨プリズンだったが、現在はサンシャインシティとなっている。悪魔超人のモデルにもなったサンシャイン60を中心に、ショッピングモールや水族館、ワールドインポートマートなどが入店している。サンシャイン通り沿いには東急ハンズを中心にゲームセンターや雑貨店が立ち並ぶ。トヨタのショールーム・アムラックスは車好きにはたまらないスポットだろう(まぁ管理人は車が嫌いなので余り縁がないが)。
サンシャイン通りからサンシャインシティへ向かう。なんというか、渋谷センター街のミニ版といった風情である。なお、アムラックス正面には何故か「萌え」属性の店が多いが…

余談ながら、池袋周辺は都電荒川線沿線としても知られる。少し道を外れれば、いかにも下町といった風情が広がる。
サンシャインシティからやや離れたところ、鬼子母神前停留所付近。都心から少し離れると、下町の風情である(それでも浅草ほどではないが)。谷中の鬼子母神はこのあたりの鎮守としても有名。脇にあるのは武芳稲荷神社。
球場周辺
西武球場前駅は、日本でも珍しい、終着駅が球場という特殊なパターンである。3面6線の櫛形ホームで、改札口を出るとすぐ目の前にドームが見える(なお過去に遡ると94年に廃止になったナゴヤ球場前駅の例がある)。
改札口をでて、そのまま左に目をやるとライオンズ球場が見える。このまままっすぐ進めば入場ゲートがあるのだが、どうも寂れた遊園地。神宮球場や甲子園球場の場外のように取って付けただけのグッズショップがその匂いをいっそう醸し出しており、千葉マリンスタジアムと比べると相当劣っている。
道路沿いのエリアにライオンズのファンクラブ受付があり、年会費3,000円でユニフォームかエナメルバックが貰える。更に様々な割引がある為、下の写真のように新規入会やポイントをつけたり結構混雑している。
西武球場前駅周辺とファンクラブカウンター。
年会費3,000円でユニフォームにバッグにチケット割引に…タダ券配ってと揶揄されていたブレーブスを髣髴させるやけっぱちのファンサービス。何処となく、30年近く球団運営しているのに未だに1980年代の匂いがする。本当に改革する気はあるのか?この球団…

さて、ファンクラブ案内所を右手に見ながらまっすぐ進むとグッズショップ、その奥にバックスクリーンの柱が見えてくる。グッズショップは3つのエリアに分かれており、奥2つがライオンズショップ、手前がビジターショップとなっている。見ての通り神宮球場や甲子園周辺のグッズショップと変わりはないが、甲子園駅前のような「お宝」や掘り出し物なんかまず見つからない。更に手にとってさわれない等マイナス面も多い。100mちょいしかない狭い空間に求めるのは酷かも知れないが、何となく物寂しい感じがする。
(左)ここが球場のメインストリートで、グッズも場内で買うよりも充実していることもあり、結構混雑しているが、やはり80年代のにおいがする。球団事務所、西武池袋店で手に取ってみることも出来るが、やはり一番客が来るここでさわれないのは痛い…
(右)このスロープの先にはかつて「ユネスコ村」があったが、現在は「ゆり園」のみ。そういやあ、以前西武グループは所沢周辺を「おもしろ大陸」などと銘打って売り出してたが、そもそも本当に「おもしろ」かったのかどうかもよく分からない。なお、現在は「アッハの森」という、何がしたいのか全く分からない謎のネーミングが為されている。

しかし、ライオンズ側も手を拱いているわけではなく、マリーンズ球団からファンサービス向上の指南を受けており、その代表例としてあげられるのがチアリーダーの「BlueLegends(旧BlueWinds)」である。設立当初はマリーンズチアリーダ「M☆Splash」のあとに「BlueWinds」のチアリーディングを見たら天地の差があったなどの苦情もあったが、今やそのような苦情もなく、その地位を確立した感はある。
それ以外にも敷地内にオムライスやクレープの出店なども出ているが、やはり猿マネの感は否めない。もう少し、オリジナリティーを求めたい所だ。
(上)BlueLegendsのダンスショー。この手のダンスショーって、最近はどこでも見かけるようになった。
(下)5月のGW期間中に球場内でイベントを行うこともあり、ふわふわを設置していた。使用年齢は未就学児と限定されていたが無料と言うのはありがたい。しかしこれでは子供が試合に飽きた時にどうしようもない。やはり、西武遊園地の無料券とセットにするとか、もう少し小さい子供に焦点を当ててもらいたい。

一方グッズショップの裏側に、中華料理『獅子』があり、併設するようにライオンズの球団事務所がある。
中に入ると西鉄時代から現在までのライオンズの歴史が飾ってあり旧ユニ、歴代殿堂入り選手のプレートやチャンピオンフラッグ等も飾っている。
そしてその奥にグッズショップもあり、ショーウィンドーの中に数多のライオンズグッズがお目見えする。その奥にユニフォームなどの衣類などが販売しており、ここでは唯一手にとって見ることが出来るが、「誰が来るんだ?」としか言いようが無い。

無論球団事務所をパニック状態にさせるのは良くないが、せっかく目で、手で触れる貴重な場所である。拡張や見えやすい場所への移転は何としても行って欲しい。個人的にはライオンズの狭山茶は結構面白いかも…
球団事務所はグッズショップの裏側にあるため、素人目には解りにくい。閑散時には「中華料理獅子」の看板の方向に進めばよいが、1軍の試合開催日には周りの空気に圧倒され霞んでしまう。グッズショップの名称は「ライオンズストア・FLAGS」。西鉄以来何度も優勝を重ねてきたことを誇示するなかなかのネーミングセンスだ。グッズショップ横には歴代殿堂入り選手も記念されている。その中には故・仰木御大のご尊顔も…
なお球団事務所と『獅子』は繋がっている。バイキングに行く際にライオンズの歴史を見ていくのも良いだろう。
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