皇子山球場とは? |
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滋賀県大津市にある球場。西京極球場とともに京滋地区の中心的球場である。高校野球滋賀大会のメイン球場である他、大学野球にも使用され、近年は女子プロ野球京都アストドリームスの本拠地球場のひとつとしても使用される。
プロ野球では阪神タイガース、埼玉ライオンズのオープン戦が主に開催されていたが、観客席数が少ないため公式戦が行われることはなかった。11(平成23)年4月、東日本大震災の影響により初の公式戦、ライオンズ−イーグルス戦が当球場で開催されている。 |
Stadium Data |
所在地 |
〒520-0037 滋賀県大津市御陵町4-1 マップ |
右翼 |
100m |
右中間 |
118m |
中堅 |
122m |
左中間 |
118m |
左翼 |
100m |
外野フェンス |
3.45m(ラバー2.25m、ネット1.2m) |
面積 |
13,800u |
フィールド面 |
内野黒土混合土、外野天然芝 |
照明塔 |
6基 |
照度 |
投捕間:1800Lx 内野:1000Lx 外野:500Lx |
観客動員数 |
15,200人 |
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Stadium History |
1960(昭和35)年7月18日開設。戦前に開設された県立彦根球場とともに滋賀県内のメイン球場となり、特に高校野球、関西学生リーグで使用された。開設当時は両翼91m、バックスクリーン118mの典型的な地方球場だった。
05(平成17)年から拡張工事が始められ、翌06(平成18)年、国際規格球場として完成。内野スタンド、室内練習場、雨水利用設備が整えられた。
プロ野球では主にライオンズ主催のオープン戦が開催された。これは西武グループが滋賀県を地盤とする近江商人の一派であることに由来する(他に近江商人として名高い企業に伊勢丹がある。また栗本鉄工も近江商人の一派であることが栗本慎一郎教授の『パンツをはいたサル』で紹介されている)。改修後は関西地区のファン拡大を目指す阪神タイガース主催試合も年間1試合程度行われている。2軍戦ではジャイアンツ主催試合が行われることもある。
しかし観客動員数が2万人足らずと少ないため、1軍公式戦が行われたことはなかった。
11(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災で東日本地域の電力使用制限が行われた際、ライオンズ球場の試合開催が困難となったことを受け、ライオンズは4月2日・3日のチャリティーマッチ(対ホークス戦)を当球場で開催。更に26日の公式戦(対イーグルス戦)も当球場で開催した。試合は2-0でイーグルスの勝利だったものの、当日は当球場での初の公式試合を記念するミニフラッグが観客に配布され好評を得た。27日にも同一カードが行われたが、雨天のためノーゲームとなった。
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(左)当日配布されたミニフラッグ。ご丁寧に滋賀県の地図がデザインされている。しかし堤が辞めてからここのファンサービス、随分と進歩したと感じる。
(右)26日のスコア。岩隈と涌井の投げあいが見ものだったが、軍配は岩隈に上がった。しかし申し合わせたように両投手とも5安打…この時のイーグルスはまだ勢いがあったが、交流戦のスワローズ戦で止めを刺されてしまった。情熱大陸(2011(平成23)年10月23日放送分)でもこのことが取り上げられてたが… |
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MIDIデータ |
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