>>Page1
>>Page2










>Page3
ライラックの花壇のある広場前から歩道橋を上がると目の前に札幌ドームの全景が広がる。歩道橋を渡って右手に入ると、小さなトンネルが見える。ここが札幌ドーム西ゲート。球場としてはちょうどバックネット裏に当たる。
ここから入場しても良いが、ファイターズファンはトンネルのある方向に進まず、まっすぐ進むとちょうど3塁側に当たる北ゲートから入場するのが便利である。一方、ビジターファンは西ゲートを通り過ぎて南ゲートへ。なお、自動車やシャトルバスで来場する場合は、この南ゲートが正面となる。
西ゲート周辺にはメモリアルギャラリーが設置されている。札幌ドームMVPのプレートもあるが、おそらく東京ドームのプレートを継承したものだろう。
なお、運がよければマスコットとの記念写真も撮影できる。
北ゲートにはお土産コーナーやファイターズ・コンサのファンクラブ受付コーナーもある。一方、南ゲートは駐車場に面していて便利なのだが、ちょっと寂しい…
なお、「レフト3塁側がホーム」といえば仙台や所沢も同じだが、日本国内では札幌が元祖。

一方、外野方面へは東ゲート側からが便利。眼下にはオープンアリーナが広がっており、養生中のサッカーグラウンドが一望できる。
東ゲートはサッカーグラウンドの搬入口を兼ねている。ゲート下のガラス戸が開いて2時間かけて芝生を引き込む構造になっている。
なお、時間のある人は球場周辺のデッキを散歩してみよう。
場内:コンコース
ゲートをくぐってまず感じることは、とにかく「階段が多い!」ということ。オープンアリーナを見ればわかるが、札幌ドームのグラウンドは地表面からかなり掘り下げた場所にある。階層レベルで言うならなんと地下2階!東京ドームですら地下1階レベル(地表面から5m低い)だから、いかに深い場所にあるかお分かりだろう。
なお、球場売店は殆どが内野側コンコースに集中している。これは外野側がサッカーフィールド引き入れに対応するため、余計な施設を設置できないことによる。外野席に陣取るファンには移動が不便と言えそうだ。
ゲートを入ってすぐの場所ではファンクラブ受付をやっているところもあるが、とにかく中は階段だらけ!ライオンズ球場ほどではないが、足腰の弱い人には少々キツいかも…
内野席:フィールドシート 当日¥8,000 前売り¥7,000
札幌ドームはファウルグラウンドが他球場と比較して格段に広い。これはオープンアリーナのサッカーフィールド引き入れの際、芝生を90度回転させる可動域が必要なためだが、やはり野球場としては「無駄な空間」のイメージが拭えない。このため、「選手までの距離感が大きい」「可動式フィールドシートを設置できないか」ということが以前から言われていた。
これらの意見を容れて、現在はフィールドシートが設置されている。
なお、球場全体の席種について言えることだが、札幌ドームの座席料金は開幕戦・最終戦・巨人戦ではやや値段が変わる(阪神戦では値段は変わらないが、座席仕様が変わる)。神宮のページでも触れたが、開幕戦や最終戦はともかく巨人戦だけ値上げするという経営センスはどうしたもんかと思うが…まぁ北海道はもともと「日本一巨人ファンが多い」と言われる土地柄だから、こういう対応も仕方ないのかもしれない。
(上)フィールドシートから見たグラウンド。目の前のフェンスがやや邪魔な気もするが、まぁファウルグラウンドの広い札幌ドームでは画期的なことであることは確かである。
(下)年間予約席・プラチナシートの座席の様子とそこから見たグラウンド。年間予約席はこのほかにもダイヤモンドシートなどもある。
内野席:SS指定席 当日¥5,500 前売り¥5,000
      S指定席 当日¥5,000 前売り¥4,500
      A指定席 当日¥4,000 前売り¥3,500

      シンデレラシート ¥3,800 
常設シートの中で一般販売されている席種としては一番のプレミア席がSS指定席。位置としてはフィールドシート後方、ベース寄りの部分に当たる。その後方がS指定席、SS、S指定席より外野寄りがA指定席である。

シンデレラシートは1塁側A指定席の一角に2010(平成22)に設置された。その名のとおり女性専用席で、3,800円で2席分のスペースを確保できる。もともとは女性ファン拡大を狙ったものだが、貸出備品を勝手に持ち帰るバカ女どもの巣窟になってしまっているらしい。エセフェミニズムが生み出した副産物とでも言うべきものだが、モラルの向上が期待できないようなら女子供だろうが容赦なくこういう企画は廃止すべきであろう。
(上)SS席、S席から見たグラウンド。
(下)シンデレラボックスの座席の様子とA席から見たグラウンド。シンデレラボックスが2座席分取っているのがお分かりだろう。しかしこの備品を持ち帰るバカ女どもが大量発生しているのなら、こんな座席はさっさと廃止したほうがいい。
内野席:B指定席 当日¥2,500 前売り¥2,300
     内野自由席 ¥2,000(子供¥1,000)
B指定席は内野でも外野寄りの位置とバックネット裏最上段。1塁側と3塁側で一部仕様が変わっているので必要。1塁側にはB指定席は殆どなく、大部分が内野自由席となっおり、阪神戦のみ全席指定に変わる。
なお、バックネット裏前方は年間指定席となっている。チケットショップ等で運良く切符が入手できたらここに入るのも良いかもしれない。
B指定席から見たグラウンドと座席の様子。範囲が広いので見え方がかなり変わる。場所の希望はハッキリ伝えよう。なお、場合によっては内野自由席となる。
内野席:C指定席 当日¥2,200(子供¥1,200) 前売り¥2,000(子供¥1,100)
     優し〜と ¥2,400 前売り¥2,200
     B☆Bシート 当日¥2,400 前売り¥2,200
C指定席は通路を挟んだ上段部分全域。ここも1塁側と3塁側で若干座席割が異なる。グランドまでの距離感が大きいので、双眼鏡かオぺラグラスが必須である。
優し〜とはいわゆる高齢者や妊婦等の優先席スペースであり、C指定席の最前列に設置されている。一方、B☆Bシートは1塁側の一角。B☆Bにちなんだ特別サービスもあるとのこと。
C指定席から見たグラウンド。もう選手は点にしか見えない。手前付近は死角になるなど、どうしてもドームゆえの欠陥が際立ってしまう。
外野席:レフト外野指定席 当日¥1,800(子供¥1,200) 前売り¥1,600(子供¥1,100)
     外野自由エリア ¥1,500(子供¥800)
     ビジター応援自由エリア ¥1,500(子供¥800)
他の球場同様、最も応援が盛り上がるエリアが外野席だが、他球場よりやや範囲が狭い。これは前述のとおり、札幌ドーム外野席が芝生の引き入れ口となっており、可動式の構造となっているためである。とはいえ、やはりチケット代を考えればここに座る人が多いだろう。チケットは早めに入手しておきたい。
なお、阪神戦では全席が指定席となる。
外野席の様子とビジター応援席から見たグラウンド。グラウンド面積が他球場と比較してもかなり広いのが分かる。外野席ながら背もたれが付いているのは、サッカー仕様の場合この付近がバックヤードとなるため。このあたりはお得と言えそうだ。
なお、「札幌学院大学」の広告は野球場として使用する場合のみ展示される。
ファミリーシート:¥8,000
スカイボックスシート:4名¥10,000 6名¥15,000
ファミリーシートは上段席、バックスクリーン上方にある席。近年はどこもファミリーシートや集団観戦専用席を設けている球場が多いが、ここもその一種といえるだろう。なお、本来はバックスクリーンに座席を設けることは野球協約上禁止されているため、そのような体験ができるのも全国でここだけと言える。
スカイボックスも同じだが、こちらは3塁側上方の陸橋に設置されている。いずれもグラウンドからは遠いので、双眼鏡かオペラグラスは必須。あとは1人あたりいくらぐらいまで出せるか、でここを取るか否か考えることになるだろう。
ファミリーボックスとその付近から見たグラウンド。近くには喫煙所やメリーズキッズパークもある。
スカイボックスシートとその付近から見たグラウンド。球場がはるか眼下に見える。これなら外野席に座る方がまだマシかも…
スタジアムフード:場外
札幌ドーム周辺は振興開発地であるため、飲食店街はすすきのや大通公園ほどには充実していない。イトーヨーカドーをすぎればラーメンの山岡屋と、歩道橋を渡る前の広場前に居酒屋が数件あるぐらいである。
もっとも、球場前に銀座ライオンがあるのはありがたい。試合前や終了後に立ち寄るには便利である。
▼手もみジンギスカン定食 \1,000
北海道といえばラーメン、スープカレー、ジンギスカンなど名物は多々あるが、これはジンギスカン定食。マトンの柔らかくて香ばしいお味を札幌ドーム周辺でも楽しめるようになった。
しかしマトンはややクセが強いので、そもそも好みがが分かれやすいという難点も。
スタジアムフード:場内
コンコースの項目でも述べたが、球場の売店は内野側に集中しており、外野方向には屋台が並ぶ程度である。外野に座る観客は弁当1つ買うだけでも内野に移動しなければならないため、少々めんどくさい。
しかし内野側は食の都・札幌を象徴するようにメニューも充実している。また各エリアにはスイーツ関連の出店もある。余裕のある人は球場内でグルメツアーというのも良いだろう。
札幌ドーム内の出店群。やはり内野側の方が格段に充実しているのがわかる。外野側の出店は屋台方式なので販売数が手薄。弁当を買いたい人はお早めに。
▼醤油ラーメン・塩ラーメン \600
▼味噌ラーメン \650

札幌に来てラーメンを食べない人は殆どいないだろう。というわけで、ここでもラーメンを筆頭に持ってきた。これは醤油ラーメンだが、他にも味噌やチャーシューメンなどもあるので、お好みで。
▼海鮮丼 \1,300
もともとライオンズのオーナーグループが札幌ドームの建設を手がけたため、札幌ドームにはプリンスホテルの出店もある。これはそこで売っていた海鮮丼のミニサイズ。レギュラーサイズもある。やはり高級ホテル仕様の寿司だけあって旨いのだが、海鮮丼ってどうしてあんなに食べづらいんだろうといつも思ってしまう…
▼中田翔パワフル弁当 \1,000
球団HPでも大々的に広報された中田弁当。大阪桐蔭にちなみたこ焼きも入っている。なお、見た目は小さいが思ったよりご飯の量が多く、食べごたえは充分。
▼スタミナ牛カルビ弁当 \800
▼イチゴチョコクレープ \400
▼マンゴークレープ \450

12(平成24)年のリニューアルで誕生したLuna Crepeの一品。球場でスイーツと言えば神戸が有名だが、札幌でも専門店がオープンした。
▼綿雪氷(メンシェーピン) \400
キッズパーク横、リオン・ドゥールで販売されている、ある意味札幌ドームの名物。本当に雪を食べているような食感がいい。
>>PAGE1   >>PAGE2

Copyright@ 2004.Michinoku Baseball All Rights Reserved