>>Page1
>>Page2









>Page3
嘗てのPa・dou跡地を右手に見ながら上がると2Fコンコースにたどり着く。真正面には本日の催し物と書いてある看板があるが、野球以外何もやっていないのが涙を誘う。目の前のエントランスをくぐるとグリンドムモール。かつてはイニング毎のCMで「1周600mに食べる、遊ぶがい〜っぱい!!v」と放映されていたが、 あれこそ『嘘、大げさ、紛らわしい』でJ●ROに訴えられかねない。オープン当初20近くあったレストランや商店街はドンドン減り、不況で寂れたシャッター街の様相を醸しだしている。
東口から入るとすぐに『グリンドムZAK』があったが、Pa・douの閉鎖により行き場を失った『Buffaloes Shop』が『グリンドムZAK』と一つになり『Bs Shop』と名前を変えた。二つが一つになった事でトラブルが起こるのではないかと思ったが、特にトラブルは起きなかったようだ。
(上左)東口エントランス。ここを入るとグリンドムモールだが、よくぞここまで無駄なものが作れたものだ。さすが公務員クオリティー。
(上右)BsShop。以前は球場外側にバファローズオフィシャルショップ、内側に総合グッズショップと住み分けていたが、今や統合されてこの状態。まぁ合併球団ひとつのために店舗ひとつ設けても収益上がる筈ないんだから、当然か。
(下)Bsサロン。神戸にある「Wall of Fame」の大阪版。ここに阪急・近鉄時代のものが置いてあるのを見ると一気に萎える…

左に目をやるとマクドナルド、更に奥にはケンタッキーもあるので入場前に買っておくと良い。 球場内のマクドとケンタッキーも一般の店舗より高く設定されており、ここで買ったほうが圧倒的に安いのである。 しかし、この二つの店は9時前(どんなに頑張っても試合終了30分ほど…)には閉まってしまう。 大阪バファローズが勝ったら指定商品が割引という企画も、殆ど機能していなかったのではないだろうか??特にKFCに至っては試合開催時以外は、 殆ど閉まっているといっても良いだろう。
なお、うどん屋の杵屋もあるが、試合開催時以外は15時閉店というやる気のなさだった。
一周600mにテナントはこれだけ。お前らっ!やる気あんのかっ! 歴代出場者の手形コレクション。筆頭にあるのは何と和田アキ子である。う〜む、うわさどおりデカい…
内周側には杵屋のほか、アサヒパノラマレストランもあるので、試合を観戦しながら食事というのも良いだろう。但しその場合、予約はお早めに。
場内:コンコース
球場へのエントランスは3階部分。ゲート前のスペースは広く取ってあるので、混雑することはまずない。しかし入場者の列がここに蛇行する形で並んでいる場合があるので、割り込みは厳禁。なお、入場前には持ち物チェックも徹底されているので、鞄をお持ちの方は必ずご協力を。
外野に当たる11番ゲートと、バックネット裏に当たる3番ゲート。なお、レフト3塁側入場の際は10番ゲートと6番ゲートが近い。昔は10番ゲートからBW戦観戦にはよく訪れたが、最近は素材集め目的以外でここに来る機会もめっきり減ってしまったなぁ。

3番ゲートは主に年間予約席と関係者以外の入場は出来ないが、この入ってすぐの場所にインフォメーションがあるので覚えておいて損はないだろう。
なお、隣の4番ゲート脇にあるなにやら怪しい扉が、9階スカイホール(外見のうち、うねっている部分)に向かうシースルーエレベーター入り口である。かつてはここにもショッピングモールが展開され、ステーキハウス三田屋がテナントとして入っていたが、02(平成14)年3月いっぱいで閉店。今は特別イベントの際のみ開放される「スカイホール」に様変わりしてしまった。管理人はイベント準備のためここに入ったことがあるが、何もない日は巨大な空洞という印象しかなかった。しかしこの辺の事情をよく分かっていない観光客も多く、管理人が係員をやっていた頃は「三田屋さんはどこですか?」と質問してくる観光客が跡を絶たなかった。
まったく何の役にも立っていないスカイホール入口。2階からもエレベーターが繋がっているが、まず乗ることはないだろう。中に入りたければ年末〜2月中旬にかけて行われるスキー・スノボ用品展示即売会(今もやってるのか?)に行くのが良いだろうが、行ったからってどうというわけでもない場所である。
内野席:モバプロシートA 当日¥7,500 前売り¥7,500
     モバプロシートB 当日¥6,500 前売り¥6,500
フィールドシートの大阪ドーム版。大阪ドームは「観客と選手の距離感が大きい」ことが長年の重要課題だったが、ここが設置されたことでかなり改善された。さすがは球場運営にかけてはプロの視点を持つ企業である。それにしても、料金が高いのはそれだけの付加価値があるから分かるとしても、前売りと当日券の値段が同じってどういうことだ!?
左がA、右がB席。Aのほうがよりベースに近く、選手との距離感も感じないのが分かる。神戸がアクリルボード式だったのに対し、ここはヘルメット着用義務付け。
内野席:ネット裏指定席 当日¥6,300 前売り¥5,600
       S指定席 当日¥5,300 前売り¥4,800
バックネット裏前半部分がネット裏指定席、後方部分がS指定席に当たる。ここからは球場全体が見渡せるため見晴らしは良いが、いかんせん選手との距離感は大きい。このあたりは、大阪ドームの構造的欠陥と言えるだろうか。なお、バックスクリーンのアストロビジョンは圧巻でなかなか見ごたえがあるので、その迫力を感じたければここに座るのが良いだろう。座席もモバプロシートほどではないが、なかなか豪華である。
(上左)ネット裏指定席。
(上右)S指定席。見え方はほぼ同じだが、距離感はネット裏指定席のほうが小さい。真正面にアストロビジョンが見えるのが分かる。
(下)ネット裏指定席、S指定席の座席。奥に見える内野席との差がお分かりだろうか。以前はプラスチック張りのシートだったが、11(平成23)年の改装で革張りに変更された。管理人も業務開始前のミーティングではよくここで発声練習をしたもんだったが、合併騒動以降はそれもなくなってしまった…
内野席:ライブ指定席 当日¥5,800 前売り¥5,200
神戸にもライブ指定席はあるが、こっちのほうが値段が断然高い!これはそもそも座席数が少ないため仕方ないのだが、運営会社が同じなんだからややこしいことをしないでほしいもんである。なお、位置はモバプロシートよりややベース寄り。そのため、距離感は他の席より少なく観戦できる。
ライブ指定席から見たグラウンド。ヒーローインタビューの最中なので前が見づらいが、かなり観戦しやすい雰囲気ではある。それにしても、ここまでベースに近づいても選手との距離感が遠いって、どうよ!?このあたりは建設当時のセンスを疑わざるを得ない。
内野席:バファローズシート(1塁側) 当日¥4,500 前売り¥4,000
     ビジターシート(3塁側)
1塁側と3塁側で名称が異なるが、要は敵味方が違うだけで同じ席種である。値段も両サイド同じ。位置はライブ指定席の後方部分に当たる。ここまで来ると、もう見晴らしを求めたほうが賢いかもしれない。フィールド全体を見渡せるが、ただそれだけである。
もうここまで来ると、選手が遠くに見える。目の悪い人はオペラグラスが必需品である。
内野席:内野A指定席 当日¥3,800 前売り¥3,400
内野席:内野B指定席 当日¥3,200 前売り¥2,900
内野席:内野C指定席 当日¥2,700 前売り¥2,400
モバプロシート後方のうち、最前列がA、中列がB、最後方がC席である。C席になってくるといよいよ大阪ドーム最大の天敵、死角が問題となってくる。ここまでくれば、もはや内野自由席と何が違うのかと言いたくなる。これなら、金券ショップでお買い得チケットを買って内野自由席に座ったほうが良いかもしれない(管理人の常套手段である。てか、あの会社にカネ払いたくないし…)。
なお、C席は時折練習見学会にも開放されるので、興味があったら参加してみるのも面白い。ただし前売り2,500円である。
上左からA席、B席、C席。これだったら内野自由席の前方に座るほうがまだマシだぞ!?なお、A、B席はファウルボール危険地帯。「自分の座席から見て選手の顔が見える」ようなら、係員の警笛には常に注意しなければ大怪我をする恐れがあるので注意されたい。
内野席:バリューシート 当日¥2,700(子供¥1,600) 前売り¥2,400(子供¥1,400)
モバプロシートB後方と内野自由席の中間の狭い位置がバリューシートである。ここで大人料金と子供料金に差がついてくるので、家族連れならここで観戦するのも良い。ただし外野方向近くが死角となるので、フェンス際の際どいプレーを見逃す恐れもある。それさえなければかなりオトクな席である。
見てのとおり、見晴らしは良いが目の前のフェンスがかなり鬱陶しい。なお、外野方向はせりあがっているので、ちょうど死角となる。このため、やや不便な席ではある。
内野自由席 当日¥2,400(子供¥1,000) 前売り¥1,800(子供¥900)
下段内野席はドーム3階〜4階部分。バリューチケットで入場する場合は、ここに座ることが多いのではないだろうか。
ここは開門と同時に前方からどんどん埋まっていくあたりなので、座席を確実に取りたければ早めの入場をお勧めしたい。ただし、座席としては可もなく不可もなしといったところ。ごく普通に観戦したい人向けである。なお、お手洗いの際は4F場内にトイレがある。3F18番通路マクド前の女子トイレは非常に混雑するので、4階席のトイレを使うことをオススメする。
かなり傾斜が緩やかなのが分かる。なお、以前は席種の識別が縦割りだったため、係員としてはマナーの悪い観客の対応に散々苦労した。合併球団本拠地となってからは横割りになったためその辺の苦労もかなりなくなったのではないだろうか。とにかくこの会社の球団運営はともかく、球場運営にセンスには脱帽である。

次に上段。内野からは階段でも行けるが、エレベーターもあるので、車椅子でも昇降は楽である。大阪ドームの上段席はもともと観客が少ないので、「合併球団応援はライト1塁側、ビジター応援はレフト3塁側」というルールもあまり気にしなくて良い。思い思いの席に座ってのんびり観戦したければ、上段席である。ただしここはビルで言えば5階部分に相当するため、屋上から下の様子を見ているような気分になるのは仕方がないのかもしれない。
上左)上段席の通路。なお、上段席の喫煙スペースはガラス張りの部屋になっている。下段席はゲート外の屋外だが、以前は喫煙スペースと言ってもただエリアが区切られてるだけだったことに比べるとすごい進歩である。
(上右)上段席から見たグラウンド。ここまで来ると選手が点にしか見えない。
(下)上段席の様子。最近は広告スペースとしても活用されているが、どうせ埋まることのない席なのだからこういう活用法もアリなのかもしれない。おそらく阪神戦のときは撤去するのだろう。
外野自由席 当日¥1,700(子供¥700) 前売り¥1,300(子供¥600)
下段席は応援団の陣取るエリアである。当然最も熱狂的な応援が繰り広げられる場所であるが、ここは死角が多い、選手が遠い、スコアボードが見えないなど、大阪ドームの欠陥を一手に引き受けたような場所である。「観戦」ではなく「応援」を目的とする場所と割り切ったほうが良いだろう。
一方、上段席は内野とほぼ条件は同じである。
左が下段席、右が上段席から見たグラウンド。もう殆ど選手は点にしか見えない。なお、サブスクリーンの設置で「スコアボードが見えない」という問題は解消されているので、ここはひとまず安心である。
スタジアムフード:場外
大阪ドーム周辺で食事の出来るところは結構ある。特に大正区は沖縄県からの移住者が多いので、大正駅裏側に回れば沖縄料理店が数件ある。大正区の隠れた名物となっているので、立ち寄ってみると良いだろう。また、大正駅からドームと反対方向に行けば王将もある。
ドーム近くであればにんにくラーメン「天洋」がある。コンビにも確認できるだけで3件あるので、とりあえず不自由はない。ドーム裏、ガスタンク付近にもかごの屋がある。帰り道に裏口から出て立ち寄るのも良い。
(上左)大正駅の角を曲がれば沖縄料理店がある。ここは隠れた名物なのである。
(上右)大正駅前交差点。意外と都会であることが分かる。買物で困ることはまずない。
(下)大正橋交差点のファミマ。これ以外にもローソンやヤマザキデイリーストアもある。係員時代は良くお世話になったものだ。
スタジアムフード:場内
一方、場内のメニューはあまり目を引くものがない。巨大ホットドッグ「いてまえドッグ」は名物だが、下段席限定販売なので上段席に陣取る人は買ってから上がろう。
いてまえドッグ ¥600
旧バファローズ時代からの大阪ドーム名物。全長30cmぐらいのジャンボホットドッグで、けっこう食べ応えもある。なお、マスタード、ケチャップ、マヨネーズはお好みで調節できるののがありがたい
猛牛串カツ ¥500
「猛牛」というだけあって串カツのビフカツ版。食べ応えはあるがいかんせん串カツ1本。やはりそこは限界がある。弁当のサイドメニューやビールのアテとしてはお勧めかも。それにしても、「猛牛」軍団を潰しておきながらこういう「いいとこ取り」だけは得意な悪徳ノンバンクらしいメニューといえば分かるような気もするが…
ぐっち&ゴンゾウ&ビッキーのキバって弁当 ¥950

12(平成24)年から発売の新たなメニュー。大阪・神戸・更に京都の出身選手にちなみ発売された。3種の料理が楽しめるのはなかなかナイスなセンスだが、「結局、どっちやねん!」と突っ込みたくなる一品である。合併から10年近くになるというのに、いつまでどっちつかずの戦略を続けるのか…
大阪夏の陣出陣弁当 ¥1,000

大阪夏の陣イベント限定弁当。12(平成24)年から2種類の弁当が発売された。こちらはマリーンズの「黒」にちなんだ黒バージョン。他にも「赤」バージョン(合併球団が赤ユニを使用するため)もあるので、お好みで。
>>PAGE1  >>PAGE2

Copyright@ 2004.Michinoku Baseball All Rights Reserved