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球場への入口は5箇所。それぞれ外野2箇所、内野2箇所、バックネット裏1箇所。いずれも階段を上がって2階部分にコンコースがある。
場内:コンコース
コンコース部分は結構広く、往来には困らないのだが、如何せん薄暗い上に売店も少ないので、妙に寂しい印象を受ける。やはり常時使用球場でないから仕方ないのだろうが、未整備な面が多いと言えそうである。
ただ、バックネット裏コンコースには、愛媛新聞の協力を得て第1回からの高校野球の記録が展示されている。球団を持たないながらも、流石は子規を輩出し、数々の甲子園の名門校を送り出した野球県だけに、歴史を記録しようとする姿勢は見事である。
(左)エントランス前方。正面に競輪場が見える。
(右)コンコース。この先を真っ直ぐ進むと、第一回中学野球(現在の高校野球)からの記録が展示されている。
内野席
全体としては座り心地は良い。内野席は幅が広い上に前席との余裕もあり、一方外野席も長椅子であるが前方との余裕があるため足がつかえることはない。ほぼクオリティーは高いと言えそうである。ただ、内外野ともにグラウンドとの高低差があるため、選手との距離を感じるのが残念だ。
▼内野席
幅が広い上に前方との余裕もあり、座り心地は良い。右は内野自由席、左はバックネット裏シート。他球場ならロイヤルボックス扱いとなるべき場所だが、あまり格差を感じないのが良い。

格差社会を推し進めてきたどこぞの悪徳ノンバンクが保有する球場とはエライ違いだ。
下段は内野席から見たグラウンド。
外野席
外野席は全体的になだらかで座り心地が良いのが一目で分かる。ただ、フェンスが4.9mと高く、球場との距離を感じるのが残念だ。ゆくゆくはここにもフィールドシートを設置するなどの工夫が欲しいが、その前にここを本拠地とする球団を創設するのが先だろうな…
スタジアムフード
やはり常時使用球場でないことの悲しさか、品薄感は否めない。管理人が取材した際も「弁当」と呼べるようなものは2種類しか置いていなかった。更に、ペットボトルのコーラやお茶も早めに買っておかないとすぐ売り切れになるほど在庫が少ない。
何よりビックリしたのは、他の球場なら当たり前に買える筈の
うどん、そば、ラーメンが一切売っていない(!)。うどんの名産地として名高い香川県の隣県であるにもかかわらず、である。恐らく生モノ関係は保存の都合上、置いておけないからであろう(麺類の場合、冷凍保存という手段はあるが、あくまでも「比較的長持ちする」というだけで「冷凍しておけば永久に大丈夫」というわけではない)。せっかく立派な球場なのに、食べ物関係のラインナップの弱さには同情を感じる。1日も早くここを本拠地とする球団を創設し、「坊っちゃんスタジアム名物」と呼べるようなメニューを作り出して欲しいものである(でも笹飴は置かんでいいぞ!あれは松山とは一切関係ないからな!)
ついでに言えば、ゴルキの佃煮も置かんでいい。あんなものは畑の肥料にしかならん。

なお、新潟のお土産屋に入ったことのある人なら知っていると思うが、逆に新潟で笹飴を買うと、パッケージに必ずこのシーンがネタにされている。注意深く見てみると良いだろう
球場はハイクオリティーなのに、この貧弱振り…こういう事情をNPBは分かっているのだろうか?とはいっても、NPBコミッショナーには「WBC優勝記念写真に一緒に写る権限」ぐらいしかないもんなぁ。当然か…
幕の内弁当 \1,000
見てのとおり、ごく普通の弁当である。味は決して悪くは無いのだが、まぁ可も無く不可もなし、といったところか。
ペットボトルはご当地ミネラルウォーター、「深海の恵み」。早めに買わないとすぐ売り切れるので、ご注意を。
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