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入場ゲートは全部で6箇所。普通、「何番ゲート」と数字で表記されることが多いが、ここはA〜Fゲートと、アルファベット表記である。ライト1塁側はA・B・D・Rゲート、レフト3塁側はF・Lゲートである。LとRは文字通り外野入場口と覚えておけばよいだろう。
3塁側内野へはFゲートが近い。チケットカウンター、TEAM26ブースはともにDゲート脇にある。
上からDゲート、Fゲート、Lゲート付近。内野入場口は階段を上がった2階部分にある。ゲート前デッキからは幕張メッセを一望できる。
場内:コンコース
内野側で入場してまず目に付くのがマリーンズカスタマーセンター。DゲートとFゲート真正面に設けられており、球場で分からないことがあればここで質問すればたいがいのことは答えてくれる。
しばらく巡ってみると、オフィシャルショップの他、マーくんの噴水もある。ここで小銭を入れてごひいきチームの勝利を祈願するのも良いかもしれない。千葉の名刹・成田山新勝寺ゆかりの霊験あらたかな噴水である。
上からカスタマーセンター、オフィシャルショップ、噴水。噴水には小銭も投げ込まれているが、噴水を見ると小銭を投げ込みたくなる心理はここでも発揮されている。

そして何より子供向けスペースが多いことに気付く。スーモキッズスクエア、キッズハウス、フコク生命ベビーカーゾーンや、授乳室も完備されており、子供連れにはありがたい球場となっている。

一方、外野席のコンコースは特に他の球場と変わり映えしない。しかし外野入場券を持っていれば内野席方向に移動することは可能ということらしいので試合開始前に内野席に寄っていこう。
外野コンコースはこんな感じ。特に何の変哲もないが、内野コンコースに移動できるので不自由はない。
内野席:内野指定席SS ¥4,800
プレスシート イベント有SS¥14,000 イベント有S¥12,000
         イベント無SS¥7,000 イベント無S¥6,000
公営球場ということもあってか、場内はごく普通の造りとなっており、いかにも「野球場」という印象を受ける。 客席からは死角が少なく、どこからでも球場全体を見渡せるのは有難いが、客席が若干高めに造られているので選手との距離感があるのと、 アナウンスが小さいため聞き取り辛いのが難点である。
ところで、千葉マリンといえば「風」が有名であるが、風速計のついた野球場など全国でもここぐらいであろう。 実際、過去にも「強風のため試合中止」という珍事が何度も起こっている。 あの特徴ある「壁」も、風除けのためと思えば納得がいく。 とはいえ、これも最近は「霧」にお株を奪われた感があるが…

さて、内野指定席SSは1階席バックネット裏一帯。一般席としては最も高価な席である。ここは他球場のバックネット裏でも触れているので、大体のイメージは可能だろうと思う。
内野席の全景とSS席から見たグラウンド。赤い席がSS席だが、あまり豪華ではない…まぁ屋根空き球場だから仕方ないのだが。しかしカップホルダーが設置されているので、その辺はありがたいところだ。
内野席:フィールドウィングシート ¥4,700
     ベンチサイドシート ¥3,000
神戸で始まったフィールドシートは千葉でも設置され、日本で4番目のフィールドシートとなった。ベースからやや遠いのが残念だが、それでも選手との距離感を感じないのは他のフィールドシートと同じ。余裕があればここで観戦することをお勧めする。
ベンチサイドシートはフィールドウィングシートとベンチに挟まれた僅かな一画。運がよければ選手のハイタッチも見られる。
フィールドウィングシートとベンチサイドシートの全景。他の球場のフィールドシートに比べて座席が多いような気もする。右はベンチサイドシートから見たグラウンド。
内野席:内野指定席S ¥3,900
1・3塁ベースライン沿い、SS席の両脇がS席である。ちょうどベンチ裏に当たる位置なので、運が良ければ選手のハイタッチやボールの投げ込みなども目の前で見られる。
S席の座席の様子とS席から見たグラウンド。目の前の青い庇はベンチである。運が良ければヒーローインタビューも目の前で見られる。下は永井の11(平成23)年初完封時のインタビューの様子。
内野席:内野指定席A ¥3,000
     マリンシート ¥2,600
1塁側が内野指定席A、3塁側がマリンシート。ちょうどフィールドシートの後ろ側に当たる位置だが、1・3塁で名称と値段が違うものの要は敵味方が変わるだけの同じ席種である。しかしそれだったら値段を変える必要はないようにも思うのだが…まぁあそこはマリサポ以外あまり行かない球場だから、1塁側にプレミアを付ける方が良いのかもしれない。
A席から見たグラウンド。ここまで来るとグラウンドまでの距離感がかなり大きくなってくる。やはりフィールドシートを設置して正解だったということだろう。
それにしても、サークルラインの照明塔が圧巻だ。こんなことできるのは千葉マリンだけだろう。
内野席:内野指定席B ¥2,500
     パノラマカウンターシート ¥2,400
B席は2階席(地上4階)のバックネット裏。上段席のためグラウンドまでの距離は遠いが、見晴らしがよく、選手も正面から見られるのが良い。
パノラマカウンターシートは11(平成23)年シーズンから新たに設置された。テーブルが付いているので便利なのだが、見晴らしは上段内野自由席と大差ない。
内野席の全景とパノラマシートのテーブル。下は上段席から見たグラウンド。
内野席:内野自由席 ¥2,300(子供¥1,200)
内野自由席は下段のポール寄り部分と、上段の指定席部分を除いた大部分。
下段席はフィールドシート後方のポール寄り付近。グラウンドまではかなり遠いが、見晴らしは良くグラウンド全体を見渡すことができる。この値段であれば充分モトは取れると思う。
上は下段内野自由席から見たグラウンド。出来ればオペラグラスがあれば良いかもしれない。下は座席の様子だが、クラシックデザインのタオルが何とも微笑ましい

一方、上段席は前述のとおり、B指定席及びパノラマカウンターシートと大差ない。値段もそんなに大きく違わないので、上段席に座るなら自由席で充分だろう。
上段席から見たグラウンドの様子と、座席の様子。見える位置がやや異なるだけで、B指定席と大差ないのがお分かりだろうか。座席に至っては全く同じ。しかしカップホルダーぐらい付けて欲しいところだが…
下右の写真はリボンビジョン(マリーンズウィングビジョン)。「♪きーみーつーじゅーたくっ!」でおなじみ君津住宅の広告だが、「君津住宅=放送事故」で覚えてる人も多いのではなかろうか(詳しくはYouTubeでご確認下さい^^)。
ピクニックボックス ¥17,500(定員5名)
BAR M ¥3,000
フレッツ光バルコニースイート ¥60,000(店員10名)
フィールドテラススイート
3塁側S指定席とマリンシート後方にあるのがピクニックボックス。その後方部分がフレッツ光バルコニースイートとフィールドテラススイート、1塁側の同じ位置にあるのがBAR M(バル・エム)である。
お値段は見てのとおりだが、要は団体席なので広島同様1人当たりいくらまでなら出せるか、でここを取るべきか考えたほうが良いだろう。
なお、このあたりの座席はマリーンズ公式サイトで注文を受け付けている。一般販売があるかどうかは分からない(おそらく、予約優先と思われるが)ので、こまめに公式サイトをチェックしておこう。
ピクニックボックスの座席の様子と付近から見たグラウンド。後方なのでやや距離感があるのは仕方ないが、見晴らしは良い。ピクニックボックスの後方にあるのがバルコニーシートだが、最近はこの手のVIPルームってどこにでもあるな。たしか福岡にもあったような気が…
ホーム応援ピクニックボックス ¥21,000(定員6名)
ビジター応援ピクニックボックス ¥12,000〜(定員6名)
応援ピクニックボックスは内外野の境目あたりにある僅かな一画。座席表でも良く見ないと見落とすかもしれない。ホーム側は21,000円で固定料金だが、ビジター側は料金が変動するので注意が必要。いちおう定員6名なので、値段÷6で1人当たりいくらまでなら出せるか、でここを取るべきか考えたほうが良い。
ビジターピクニックボックスと付近から見たグラウンド。ポールが前面にあるので、ちょうど内外野の境目ということがお分かりだろうか。下の写真は外野席から見たピクニックボックス。いかに小さな範囲かお分かりだろう。
外野席:ホーム外野応援席 ¥1,800(子供¥800)
外野席:ビジター外野応援席 ¥1,800(子供¥800)
外野席:ホーム外野応援指定席 ¥2,100(子供¥1,100)
外野席は一般的な外野のイメージと考えて良いだろう。最も応援の盛り上がる位置である反面、グラウンドからの距離感があるのは仕方のないところである。
なお、注意すべきなのはレフト側のうちバックスクリーン寄り付近はマリーンズ応援席であること。ビジター応援の方はバックスクリーン付近を避けて座る必要がある。
ホーム外野応援指定席は、公式の案内によれば「開幕戦・土日祝日・夏休み期間はホーム外野指定席の一部(前5列・ポール側1ブロック)が指定席」となる、とのことであるが、ビジター席に座る人にはあまり必要のない情報である。
(上)外野席の様子と外野から見たグラウンド。かなり距離感があるのが分かるが、眺望はごく一般的な外野席と同じである。奥に見えるのはスタンドデッキの一画。
(下)外野から見たサークルラインとリボンビジョン。そしてコアラ…実はいっちょ前に「チャンス君」という名前まで持っている。なお、「コアラのマーチ」にもマリーンズバージョンのコアラことチャンス君が入っていることがあるらしい(チョコレート味のみ)ので、チェックしてみよう。幸せになれるかどうかは知らない。
スタンドデッキ 4名グループ席¥10,000 1名シングル席¥2,500
レフト側外野席の後方の一画にあるのがスタンドデッキ。いわばパーティー席である。鉄板焼きのかずさやがテナントして入っている。なお、レフト側にある関係上、ここに来るためにマリーンズファンがレフト席を通ることもあるが、だからといって言いがかりをつけたりしないように!
スタンドデッキ内部の様子。殆ど壁沿いなので見晴らしは外野席と同じか、それよりややダウンする。しかしパーティー気分で観戦したいならちょうど良いかもしれない。ピクニックボックスより安いし…
スタジアムフード:場外
Page2でも触れたとおり、試合時には球場外にも屋台が立ち並ぶ。おにぎりや辛口焼きそばなど、ラインナップはかなり豊富なので、お好みのものを買えば良いだろう。
▼ タイラーメン \500
タイ料理といえば「辛い」と思われる方も多いかも知れないが、こちらはあっさり風味のラーメン。いわゆるラーメンではなく、どちらかというと春雨に近いようなお味。
これ以外にもグリーンカレー(¥600)、ガパオ(¥600)などもあるので、お好みでどうぞ。
スタジアムフード:場内
場内も食事関係は比較的充実しているといってよい。マリーンズの本拠地らしくファーストフードはロッテリアが入っている。 お菓子類であれば「コアラのマーチ」を買ってみると良い。世にも珍しい(と言うより、ここにしか売ってない)マリーンズ版が目を引く。
内野コンコースのフードコートとロッテリア。ラインナップは6年前と比べてかなり充実しているようだ。
▼ バンダナ弁当 \1,000
マリーンズのバンダナに包まれた弁当だが、実際のところ弁当の中身はごく普通の弁当である。なお、これは幕の内バージョン。これ以外にも寿司弁当、スタミナ弁当などがある。
▼ 対戦球団御当地弁当 \900
当日はイーグルス戦だったので、仙台にちなんだ弁当が売られていた。おそらくホークス戦では福岡、ファイターズ戦では北海道にちなんだ弁当になるのだろう。でも合併球団戦の場合はどうするんだろう…やっぱり大阪と神戸のごちゃ混ぜ弁当になるのだろうか?
▼ コアラのマーチ \200
一般販売されているかどうか判らないが、大阪では見たことないマリーンズverのコアラのマーチ。味は市販されているのと同じ…
まあ箱に200円払ったと思って食べてみるのも…不味いわけじゃないんだし…
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